リクエストに答えて、M-AIRE Trucha-BORON TB-73H(1&H)の私的インプレです。
lure 6~28g・line 6~16lb
グリップ脱着式の1&HARFです。
ご存知“正影氏”の作品で“旧SAURUS”の流れを汲むロッドです。
が、異色の一本と言っても良いでしょう。
“旧SAURUS”からは想像がつかないアクション、カッチリしてます。
一見ハードなバスロッド的固さですが大魚が掛かると、やはりトラウトロッド!てな感じです!
そのレングス・パワー、他人からは「マニアック」の称号が…
(^_^;)
恐らく“北海道の道東湿原域で大魚を取る!”為に作ったロッドだと思われます。
観光用写真素材@釧路湿原
(携帯でも見られるよう、写真は横向き)
釧路湿原はまだ良い方で、辺寒別牛等の小河川は竿を振れる場所が限られます…
川幅は狭いものの、水深は深く流れは重い。
足場から水面まで2m前後、岸際ギリギリまで木が覆い繁っています。
オーバーヘッドどころか、サイドハンドさえも難しい場所が大半です。
フッキングもしかり…
そんな川にメーター前後の大魚!
道東の釣人にベイトロッド使用者が多いのはこの為です。
私も普段、湿原域釣行は“ベイトロッド+16~24lbナイロン”を使用します。
しかし“厳冬期”(小口径ガイドが凍りつく)や“小さなものを捕食”(軽量ルアーのキャスト)しているときは、スピニングに敵いません。
ショートレングスで大きなパワーを持ち、大物が掛かると粘ってくれるブランク…
スピニングならこの竿しかありません!
唯一無二です!!
\(☆o☆)/
木の間からティップを出してのキャスト、小さな幅でのフッキングが可能な竿です!
勿論この竿一本で“開けた川での遡上大型魚”狙いも行けます!
小さな魚向きでは無いです…
忠類川等の鮭・鱒有効利用調査にも良いロッドだと思います!
m(_ _)m